アクションベースを塗ろう!ベース編
今回はクレーン基礎になる土台部分の塗装です。
なんだかよく判らないモールドを、どう解釈するかで随分悩みました。
今回は有り合わせの塗料を消費するため、308番グレーで下地を塗り込んでいます。
次に317番グレーを筆で大まかに塗り、ムラを潰すようにエアブラシで塗り重ねます。
はみ出し部分を308番グレーでリタッチした後、26番ダックエッグ・グリーンを変化が欲しい箇所に筆塗りします。
全体を緑がかった印象にしようと決めたので、AT-03ブルーグレーをエアブラシしました。
それまで塗った色味を塗り潰さないように、ふわりと薄く乗せるだけにします。
外枠の色は一段濃い色味のCB-04グレーグリーンにしました。
イメージが決まらず悩んでいた時、劇場版ガンダムのロマンアルバムを見ていたら、格納庫の背景色はこの2色が近似と気付きました。
ぼんやりした印象をカッターナイフと180番のサンドペーパーで削って立ち上げます。
剥がし過ぎないように慎重、かつ大胆に削ります。
クレーン可動域は円形に擦り傷を付けました。
生々しい削り跡を馴染ませるために、タミヤエナメルXF-50を薄く塗ります。
窪みに残るように生乾きした頃にティッシュペーパーで擦り落としました。
更に凹凸を強調するため、コピックの薄いラベンダーを上乗せします。
乾いた後に再び180番サンドペーパーで全体を一皮剥くように軽く擦って出来上がりました。
当初は意味不明に思えたモールドをどうするか思案に暮れましたが、イメージを掴んでからは一気に仕上がりました。
次回は完成状態を公開します。