ヴァッフ作例|EMS-04 ZUDAH(GTO_MSDver)|プラばか

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EMS-04 ZUDAH(GTO_MSDver)

投稿:2016-10-20 04:54:26

更新:2017-05-07 21:01:41

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トレノフ・Y・ミノフスキー博士が実用化した小型融合炉と流体パルスシステムによってモビルスーツ開発は大きく進み、試作機であるYMS-03 ヴァッフが誕生した事から、ジオン軍当局はモビルスーツの兵器としての機動性や運動性・生産性などを考慮したシステムとする目的で、ジオニック社、ツィマット社、MIP社の3社に開発を委託する事となった。
これは前代未聞の人型兵器の開発であり、特にジオニック社以外の2社に対しては初の試みでもあるため、YMS-03 ヴァッフが評価・開発キットとして提供された。
ツィマット社は当初ギレン・ザビ、ドズル・ザビからの意向として優先されたのはモビルスーツの数の確保だった事もあり、ヴァッフをベースにした生産性の高いモビルスーツを設計する事を目標としていた。
ところが、これに異を唱えたのがキシリア・ザビであった。キシリアは国力・資源の乏しいジオンにおいては量より質が重要だと打診してきた。
ツィマット社の経営陣としては依頼主から真逆の注文を受ける形となり、開発開始当初はひどく混乱した。
しかしジオン軍当局から正式採用のコンペティションが行われる事が発表され、またジオニック社に送り込んでいた産業スパイから MS-04 ブグ の開発に成功したとの情報を得ると、自社の強みである推進装置分野の技術を活かし宇宙空間での機動性と推力を重視して設計・開発する方針に踏み切る事で社内の合意に至った。
開発目標として大出力スラスターとAMBACを併用して急激な姿勢制御を可能とする「広帯域推進技術」を活かした機動力を得る事・MS-04 ブグと同等またはそれ以上の性能を有す事を目指した。
そのためにYMS-03 ヴァッフを徹底的に解析した結果、流体パルスシステムではパワーと重量比が目標値に達しないため従来のサーボ技術を元にミノフスキー粒子とIフィールドの相互作用を用いた新しいモーターを開発した。のちのフィールドモーターである。フィールドモーターを関節機構へ組み込む事で軽量化と高出力化を実現した。
推力については、「水星エンジン」の試作を経て完成した「木星エンジン」が搭載された事で破格の運動性を獲得する事に成功した。
そして、これら「広帯域推進技術」を活かすための統合制御システム(いわゆるオペレーティングシステムである)も併行して開発された。
かくして宇宙世紀0075年初頭、ツィマット社は念願の試作モビルスーツを完成させた。
社運を賭けたその機体には「Zimmad Ultimate Design for Ambac High-maneuver」の頭文字をとって「ZUDAH(ヅダ)」と名付けられた。
形式番号 EMS-04 には Exceed MS-04 という含みを持ち、ツィマット社の開発陣が如何に MS-04 ブグ を意識して開発したかがうかがわれる。

正式採用コンペティション当日、ツィマット社がライバル視していた MS-04 ブグ の姿はそこにはなかった。
ジオニック社が持ち込んだのは YMS-05 ザク であった。
それは、高性能機である MS-04 ブグ が生産性を度外視した設計により機体の生産コストが高く量産に向いていないと判断されたため、ギレン・ザビ、ドズル・ザビからの当初の意向に則って再設計された機体だった。
コンペティションにおいては、格闘性能試験・飛行性能試験それぞれにおいて YMS-05 ザクを凌駕し、軍上層部の一部からも「 EMS-04ヅダ 勝利」の声が上がっていた。しかし、大推力、高加速、AMBACシステムを併用した急激な方向転換で機体構造に大きな負荷がかかったのが原因で関節部が故障。AMBAC制御がそれに追従出来なかったため、機体は制御不能に陥りコロニー内壁部に墜落。テストパイロットが死亡する事故が発生した。AMBACに頼りすぎた事が災いした結果であった。
結果的には生産性の観点から1機あたりの生産コストが YMS-05 ザクの1.8倍近くもある事が判明した時点で、国力・資源に限界のあるジオンにとってこの高コストは軽視できなかったため、 YMS-05 ザクが採用される事となった。 EMS-04 ヅダ がそもそも対 MS-04 ブグ として開発された事が結果として裏目に出た形である。
経営陣はさぞかしキシリアを恨んだ事と思われるが、そのキシリアからは引き続きモビルスーツの開発を命じられたようである。
命題はふたつ。ひとつは大推力を活かした地上戦での高機動化。もうひとつは関節機構と制御システムの更なる信頼性向上であった。
実は、 YMS-05 ザクとの格闘性能試験時においてテストパイロットのジャン・リュック・デュバルの機転により脚部スラスターによるホバリングで YMS-05 ザクの後ろに瞬時に回り込むという離れ業を披露していた。 EMS-04 ヅダの脚部スラスターは着艦制動用の物で推進剤も僅かしかなかったのだが、大容量化すれば継続的なホバリングも可能ではないか?というキシリアからの意見提案もあった。
また、過度なAMBACの採用によって不幸にも事故は起きたが、突き詰めれば故障時のフェイルセーフまで行えるOSであれば問題にはならなかったとも言える。言うまでもなく、どんな状況においても制御性を確保できなければ戦場でのモビルスーツ運用は破綻してしまう事を意味する。
そうした基礎研究は継続するべき事項であり、開戦数ヶ月後には制御性の数段向上したOS搭載機が完成する。
ふたつの命題に対するツィマット社の答え。その答えが、前者が MS-09 ドム 、後者が YMS-15 ギャン という事である。



・・・という脳内設定のもと(笑)、オリジンの世界においてもヅダを「あった事」にすべくヴァッフのキット入手と同時にでっち上げてみた。
当初は旧HGキットのギャンで四肢を組んでいたが、途中でREVIVEが出て足を組み替えた頃更にギャンスロットが出て膝パーツを交換した。
ギャンスロットの膝パーツがヅダFの膝に似ているので、結果オーライ(笑)
また「ギャンフィールドモーター説」を支持すべく、肘・膝関節にはガンダムフレームを組み込んだ(肘に1/144の肘パーツ、膝に1/100の肘パーツ)
後のドムやギャンに繋がる開発系譜になるようにイメージを固めていった結果、本家ヅダのパーツは頭とバックパックくらいなものだが、敢えて言おう、ヅダであると。

正式採用コンペティション参加においてはメーカ持ち込み機材には「試」のマーキングを強要されている・・・という裏設定(笑)

2017/5/7 追加:より実戦向き(というより初期装備っぽい)なヒートバックラーを装備(つかGWこれだけかよ!?)

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