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日本SF展@世田谷文学館に行ってきました(*・ω・*)

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ピーコは子供の頃からSF小説が好きで、洋邦問わず読んできたのですが、今回は日本のSF展の企画展が開催されているということで、最終日に滑り込んできました(*・ω・*)

日本の三大SF作家は星新一、小松左京、筒井康隆とされておりますが、その中でも特に小松左京氏の小説が好きです。

SFなのでもちろん未来のことを描いているのですが、60年代のヒッピー思想からの影響が見られ、物語を読んでいると過去の時代へのノスタルジーと未来のテクノロジーへの憧れが交錯します。

彼の「首都消失」という小説は、東京で原因不明の災害(SFなので現実にあるどの災害とも異なります)が発生するのですが、全ての情報機関や政策機関が東京に集中している為、日本中の人が今何が起こっているのかわからずパニックに陥るという話です。

わたしは震災の時に震災が起こったのは東京ではないものの、情報機関の麻痺や、責任ある政治家が逃げてしまったり、全国の人がパニックに陥ったので真っ先にこの小説のことを思い出してしまいました。

SFはファンタジックでもあり、いつでも未来をリアルに予言するものです。
数年前に小松左京氏は逝去されてしまったので日本の価値ある財産を一つ失ってしまったと思っています。

展示としては、昔のSFの装丁が並ぶ様が素晴らしかったです。

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