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KITベースキット
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ABOUT作品について
ガンプラをどうしても浮かせて展示したくなった時、別売りされているアクションベースを塗装したらどれだけ格好良くなるだろうかと思い付いた事から製作が始まりました。
簡単に見栄え良く仕上げたかったので、時間を掛けないように心掛けました。
まずは普段は使わなくなったMrカラー308番グレーを下地として筆塗りします。
そのままでは筆ムラが強いので、ざっくり塗った後にエアブラシで上塗りしました。
最初からエアブラシを使わないのは、厚みのある塗膜と筆ムラを仕上げに活かしたいからです。
支柱はクレーン車のアームを連想させたので、係留アームをイメージして黄色に上塗りします。
実際にカッターナイフで塗膜を剥がしながら、実物のようなチッピングを加えました。
部分的に黄色を剥がしてプラスチックの下地を露出させますが、この時に下地のグレーを少しだけ残すと、逆に黒色を塗ったように見えてきます。
支柱の先端では筋彫りの間を剥がしましたが、実は部分的に筋彫りが有りません。
カッターナイフで当たりを付けて塗膜を剥がし、可動軸の反対側まで黒帯が続いているように仕上げました。
各所の可動部に見えるネジ穴は、隠すためにWAVEの『I-TIP』で覆いました。
全体に使い込まれた感じを増すため、コピックのサンドイエローを隅に置くように塗り足します。
イエローを下地にすると、場所によって錆に見えたり影に見えたりして立体感が強調されました。
アクセントに小さなデカールを貼って機材らしさも強めています。
支柱基礎の土台部分に有るモールドは、何となく意味が有るように塗り分けます。
全体を308番グレーで塗り込んでから317番グレーで大まかに塗り分け、ムラを軽く塗り潰すようにエアブラシで同色を重ねます。
はみ出し部分はリタッチした後、26番ダックエッグ・グリーンを変化が欲しい箇所に筆塗りしました。
全体の印象を劇場版ガンダムの格納庫に似せようと決め、AT-03ブルーグレーをエアブラシしました。
それまで塗った色味は塗り潰さないように、ふわりと薄く上乗せします。
外枠の色は一段濃い色味でCB-04グレーグリーンにしました。
重ねてぼんやりした色味を、カッターナイフと180番のサンドペーパーで削って立ち上げます。
剥がし過ぎないように慎重かつ大胆に削り、支柱の回転域には円形に擦り傷を付けました。
削り跡を馴染ませるためタミヤエナメルXF-50を薄く塗り、大きなモールドにはコピックのグレイッシュ・ラベンダーを上乗せします。
乾いた後に再び180番サンドペーパーで全体を一皮剥くように軽く擦ると、全体像が浮かび上がりました。
最後にガンダムマーカーの黒とグレーでグリルの煤け具合やパネルラインの強調を加えて立体感の調整を済ませると、まるでジオラマのような台座が完成しました。
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